スズキ スプラッシュ ドアとホイールアーチのはんだ仕上げ <2009年11月>
入庫時の状態
右のリアドアとフェンダーの凹みの修理です。
ドアの鈑金からはじめていきます。
ドアパネル内に手が入らないので、スタッド溶接機を使って細かく引き出していきます。
小さな点で引き出すので作業は細かくて写真では変化がわからないです。
コツコツと作業を続けてドアの鈑金は終わりました。
ホイールアーチの鈑金に取り掛かります
インナーも潰れているので、裏からたたき出しておきます。
粗だしが終わりました、塗膜を剥がしてスタッド溶接機で引き出すことにします。
ドアとおなじようにコツコツと引き出していきます。
パネルの接着が強いのか、スタッド溶接機ではうまく引き出せません。
波型ワイヤーでもっと力強く引いてみる方法もありそうですが、スタッド溶接機を使った手応えからすると、これ以上引いてはダメなパネルのような気がします。
あまり無理せず、スタッド溶接機で出せなかったところは、はんだに頼って仕上げることにします。
はんだでラインを作ります
素地を出して磨いてからはんだ作業に移ります。
ホイールアーチに充分にはんだを盛りつけてラインを作っていきます。
削って形を整えます。
鋸刃やヤスリで削ったら鈑金終了です
引き出しではうまく修復できませんでしたが、ラインははんだでつくることができました。
先に鈑金したドアとはんだで仕上げたフェンダー