ダイハツ ネイキッド リアフェンダーの鈑金とはんだ仕上げ<2008年3月>

2020年10月28日鈑金塗装はんだ,ヤスリハンマー,波型ワイヤー

入庫時の状態

右の後ろが凹んでしまったネイキッド。リアフェンダー全体が押されて歪んでしまってます。

リアフェンダーの鈑金

リアバンパーを取り外して、潰れたプレスラインを波型ワイヤーで引き出します。ラインを引き出すと歪んだパネルもある程度は戻ってくれますが、完全には戻ってくれませんでした。

引き出す量が足りているか、テールレンズを合わせてながら作業をすすめます。

周囲との隙間が合うようになったら粗だし終わり。

リアフェンダーを一度ならします

リアフェンダーの凹みはだいぶ戻ってくれましたが、まだ歪みがあるので均していきます。

この後にはんだを盛り付けるので、仕上げの均し鈑金ははんだの後に行います。

ここでは全体の歪みを取ることが目的なので、作業としてはパネルを絞っていくことになります。

はんだを付けられる程度の形になったので、次にプレスラインをはんだで作っていきます。

はんだ盛り付け

パネルを清掃したらはんだメッキをしていきます。

はんだメッキが終わったら、盛り付けていきます。

はんだの盛り付け終了

削っていきます。

はんだを削り終わったら、リアフェンダーを仕上げに均しておきます。

リアフェンダーの均し鈑金

ヤスリを曲げてつくったハンマーで、小さな凸凹を均して仕上げます。

リアフェンダーの鈑金終了

テールレンズと修理したバンパーを車両に取り付けて隙間の確認。

最後にフェザーエッジを作って終了です。

このあとサフェーサーを吹いて塗装工程に入りますが、作業のご紹介はここまでにしておいて、最後に塗装が終わった所の写真を載せて置きます。