プロボックス リアフェンダーのならし鈑金 <2008年7月>
リアフェンダーの凹んでしまったプロボックス
プレスラインも潰れてしまいました。
強く引っ掻いて深い凹みになっているキズが気になります。
裏から押し出せるかバンパーを外してみます。
穴から工具を入れて押し出してみます
エンドパネルに空いている穴から棒をいれて押し出しています。
全く手の入らない箇所なら波型ワイヤーを溶接して引き出し、はんだを使ってラインを作るところですが、まだ、ならし鈑金できるかもしれないのでパネルの表面を溶接痕で荒らさないよう、押し出しのみでやっていきます。
形になってきたので、ならしてみます
引っ掻き痕はパネルが伸びてしまっているので、絞る必要があります。
ここではスタッド溶接機を使ってしぼっています。
まだ酷い状態ですがサフェを薄く吹いて凹凸を見ながら叩いていきます。
ラインを修正しながらフェンダーの上側のひずみを移動させます。
フェンダー全体をならします
絞る範囲を広げてならします。
絞り終わったらパネルに吹いたサフェを落として絞り痕も削り落として磨きます。見た目がよくなったところで、テールレンズやバンパーを合わせてみます。
パネルを清掃して下地の準備
プレスラインも修正できました。
下地作って塗装まで
完成です。
組み付けて完成です。入庫時と並べてみます。