カローラ アクシオ リアフェンダー交換 <2009年10月>
カローラアクシオ 入庫時の状態
左リアドアからリアフェンダーを擦っています。
ドアは中古のドアに交換、リアフェンダーは新品部品に交換の予定です。
リアフェンダーは新品交換なので、早速フェンダーを剥がします
新品部品を確認して、パネルを切断する位置を決めます。
リアフェンダーは周囲をスポット溶接と接着剤でつけてあるので、スポットはスポットカッターで一つずつ剥がして、接着剤は力技でバリバリと剥がします。
ルーフとサイドシルはリアフェンダーとつながっているので、リアピラーとサイドシルのどこか、綺麗に仕上がるような位置をさがしてカットします。
新品部品のピラーが短いので、あまり選択の余地なくカット位置が決まりました。黄色いラインでカットして剥がします。
新品とあわせて調整
中古のドアを待っている間にスポット溶接の準備をしたり、ピラーとサイドシルの溶接準備をします。
カット位置がずれていないか確認
問題ないことを確認したら裏当てを作って溶接します。
裏当てを付けないときはカット位置はピタリと合わせますが、裏当て有りの場合は3~5mmのギャップをあけて調整しています。
ドアが届いたので建付けを調整します。
ドア、トランク、テールレンズ、バンパーを全て組み付けて調整します。
溶接します
ピラーははんだで仕上げて、サイドシルは溶接だけで終わらせます。
スポット溶接は見た目が重要です。
ピラーとサイドシルは半自動溶接です
ピラーをはんだ仕上げします
はんだメッキして、盛り付けています。
今回のピラーのような箇所では素地を出したところはすべてはんだメッキします。
削って仕上げます。
フェザーエッジを作って、交換作業は終了です。
錆と戦うレストアとは作業のポイントが違ってきます。
決まった方法だけではなくて、車の状況に見合った作業方法を選んでいます。